オリンピックやワールドカップで各国の旗を見ているとカラフルなものがあったり、そのデザインの色合いを想像したりして楽しいのだが、私は純粋に日の丸は美しいと思う。

お正月や祝日に日の丸を掲げているお宅を好ましく感じるようにもなった。
私もそうしようとホームセンターで国旗セットを見つけた。広げてみると大層立派なものだ。祝日になり掲げると風にはためく姿は一層美しい。

以来そんな習慣になったが、ある日それを忘れていると家族から「今日は旗日だよ」と催促された。

そうなんだ。祝日は旗日と言って国旗を掲げるのが日本人の伝統なんだと気付いた。ただ町内では我が家だけ。

どうも「日の丸」「君が代」というと妙なアレルギーがあって素直になれないのか、祝日に国旗を掲げることに気付いていないのか?オリンピックでメインポールに勝利の日の丸が上がると大喜びし、ワールドカップでは日本の応援団が日の丸を持って声援しているのに、このギャップは何なのだろう。

先日、プロ野球の日ハム戦に行った。試合前に国歌斉唱がある。選手も整列し観客も起立する。私は大声で「君が代」を歌ったが回りは静かだった。「君が代」を知らないのだろうか?

これを不思議に感じる私が不思議な人なのだろうか?

おげんきですか通信 H27年盛夏号 No.24より