10月から消費税が10%になる。
5年前、5%から8%に上った時を思い出すと楽観主義者のわたしでも暗い気持ちにさせられる。
かけ込みの注文増で大忙しの前年と誰に聞いてもヒマな1年。

たまに書く見積書の消費税が3%上がる、その大きな額に自分でも驚いたものだ。
今度は景気悪化にならぬようにと軽減税率の導入、プレミアム商品券の発売、キャッシュレス決済等上がる額とほぼ同額の良くわからない施策が考えられているようだが、そんなことなら上げずに今のままで良いと思うのだがどうだろう。

そもそも消費税は財政の健全化、赤字国債を減らすためのものだったはずが、残高は減るどころか毎年増え続けている。

高齢化による医療費の増大が原因と云われるが私には選挙目当てのバラマキ施策のためと思われる。
よしんばそうだとしても病の主因は不安感やストレスである。

年金が危ない、病院内の自己負担は増える等という様々な将来不安を一掃して元気な年寄りが「世のため、人のため」にイキイキと活躍する社会を目指すべきだと思うのだが、どうだろう。

消費税が導入されて以来、法人税と所得税は安くなった。
それで大企業の内部留保は使い切れない程大きくなり、お金持ちが益々豊かになって格差社会、富の不均衡が現われている。

この矛盾を安部さんはどう説明してくれるのだろう。