9月19日(木)午後2時より、白石区民センターでサン・アイクリーン「第7回安心クラブセミナー」を開催しました。

テーマは「老後の資金作りに・・・充実人生(リバースモーゲージ)」
東京スター銀行札幌支店長「北村 雅和」様を講師にお迎えして、テレビコマーシャルでお馴染みの同行の金融商品「充実人生(リバースモゲージ)」についてわかりやすく、タップリとお話を伺うことができました。

講師は東京スター銀行札幌支店北村支店長様。とても分かりやすいお話でした。

しかも、本人が生存中は元本の返済は不要で、利息のみ支払います。(利率は現在3%)
ですから、通常の借り入れとは違って、毎月の返済負担が大幅に少なくて済むのです。
返済については、本人が亡くなって6か月後から、次の5通りの方法から一番良い方法を選択して返済します。

  1. 配偶者が借換えして、そのまま継続する。
  2. 相続人の自己資金(相続財産を含めて)で返済する。
  3. 自宅を任意売却して返済する。
  4. 自宅をそのまま代物返済する。
  5. 生命保険等で返済する。

つまり、いろいろな選択肢があるので相続人にとっても選択肢が沢山あるという事です。

東京スター銀行の古木マネージャーも加わり、多様な返済方法について説明を受けました

約1時間の講話の後は、いつもの通り茶話会に移行し、楽しくフリートーキングを楽しみました。
席上、ゆとりのある老後生活について考えなければいけない2つのキーナンバー(数字)についても説明を受けました。
一つは「90」
男性の1/4、女性の1/2の方は、90歳まで生きる時代になったそうです。
老後の期間はとても長いのです。そのことを念頭に置いて老後の生活設計を考えなければいけないという事ですね。

もう一つは「4000」
これはちょっと深刻な数字です。

夫婦2人で65歳から90歳まで、ゆとりある生活を過ごすとしたら、年金以外に4000万円のお金が必要という試算の数字です。
先般世上をを騒がせた金融庁の老後不足資金予想2000万円の2倍の数字が民間シンクタンクの試算として出されているのだそうです。
その根拠は、ゆとりのある生活に支出する生活費が35万円、一方老夫婦の平均年金額は22万円なので、その差額13万円について13万円×25年×12ヶ月=3,900万円となるという事です。
ウ~ン!老後のお金事情はキビシイなぁ~!

とても和やかで、楽しいフリートーキングタイム。いろいろなお話が飛び交いとても参考になりました

でも、充実人生(リバースモゲージ)はそんな老後の不安を緩和してくれる、とても心強い金融商品だと思いました。
投機目的や営業資金などを除いた健全な生活資金であれば、お使い道は自由。住宅ローンの借り換えに利用されるケースもあるとか。
いつまでも元気でご自宅で生活したい人たちにとっては、リフォーム資金としても、とても利用勝手の良い金融商品です。

9月は金融機関にとっては中間決算で超多忙な時期。そんな中、貴重なお時間を割いて私どもサン・アイクリーン「安心クラブ」セミナーで大変わかりやすく有益なお話をしていただきました東京スター銀行札幌支店長、北村雅和様並びにリレーションマネージャー古木嵩久様には厚く御礼を申し上げます。